筑前木屋瀬祇園

●かつて、長崎街道の宿場町として栄えた北九州市八幡西区の木屋瀬。

●長崎街道は、豊前小倉と長崎を結ぶ、九州で唯一の脇街道でしたが、およそ240キロの街道には、25ヶ所の宿場があり、その中でも大変なにぎわいをみせていたのが筑前六宿です。

●福岡藩内の黒崎・木屋瀬(現在の八幡西区内)は、筑前六宿1つで、大変活気のある町でした。現在でも、当時を偲ばせる風情を感じることができます。

●宿場町の情緒漂う木屋瀬では、「木屋瀬祇園宿場祭」が、7月に2日間行われます。

木屋瀬祇園宿場祭は、須賀神社で古くから行われている祇園祭で、7月12、13日に近い土、日曜日に行われます。

 昔の山笠は須賀神社の参籠殿(さんろうでん)の絵馬のように高さ9メートル以上もある「岩山」でしたが、現在は大正初期の電線架設以来4メートル程の人形飾りの山になっています。

 本町六町の赤山笠と新町七町の青山笠の2台の山笠が町中を練り回り、夜の9時、2台の山笠が勢い太鼓の響きに合わせて境内に走り込みます。これを初日は「奉納」、2日目は「宮入り」といい、この祭りの最大の見せ場です。境内では、初日に木屋瀬宿場踊、2日目に祇園太鼓・民謡舞踊などの催しが行われます。


山笠会館での山作りの様子等を追ってブログにて紹介しています。
こちらよりど〜ぞ(・∀・)→


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